2015年3月4日水曜日

ブログ主・壱の夢のはじまり

人生を動物に捧げる

そう誓ったのは小1の頃で、父が買い与えてくれたチェキを片手に動物園を走り回って、好きな動物を写真に収めていた時のことです。

ベンガルトラの周りにあったそこそこの人だかりをかき分けて先頭に立ち、さあ撮ろうとカメラを構えた瞬間。ずっと退屈そうに8の字で歩いていた彼(彼女?)が私の前で止まり、目を合わせてきたのです。

その並々ならぬ『傾けられた気持ち』が何なのかを汲み取ろうとして、ファインダーから目を離し、私もそのトラと見つめ合いました。

周りの人が『シャッターチャンスだ』とざわついたのは覚えていますが、どれほどの時間を見つめ合いに費やしたのかは今でもよくわかりません。

向こうから目を離され、『あっ、撮らなきゃ』と思い出して慌てて撮った、彼が横を向いた写真は今でも宝物です。
(ベンガルトラと書きたかったのでしょうが、写真の余白にはベンダルトラと記録されています。)
興奮冷めやらぬといった感じで、家族に報告したことも印象に残っています。


そしてこの体験が、私の動物好きに拍車をかけ、『あの時、トラが伝えようとしていたこと』を知る手段とするために『勉強』とやらを意識してはじめることになります。

ちなみに現在通う学校を選んだ一番の理由は『たくさんの剥製に毎日会えるから』という…( ̄▽ ̄)雑っ!でも大事なんです!笑
生物部部長になり、剥製たちのメンテナンスや知名度向上のための工夫を楽しみつつ、至上の幸せを噛み締めていることは言うまでもありません。

今でも、勉強のきっかけになったその目標は変わらず、できればそこの動物園に就職し、いつかのトラに近付いて彼のことをもっと知ることが夢です。
そしてまた、生物(無論人類も含めて)の共生に役立てるような人になるのが、私の更なる野望です。笑

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